秋のこのころ

あっという間に10月！

じわじわと寒くなる感じの秋ではありますが、皆さん体調崩しておられませんか？

僕はごっそり持っていかれました…(体重以外)

10月末にある合同展示会に向けて日々作品を作っています。

作品を作っていく上でまだまだ貧弱なうちの機械たちなのですが、ここに来て買い替えのチャンスが。

お世話になってる機械屋さんが、良い機械を安く売ってくださるそうです。

基本的に木工機械は大きければ大きいほど作品の幅が広がります。小さい機械では出来ることに限りがあるので、このチャンス、何とか逃さず掴みたいところです。

写真は9月末の工房の窓から。コスモス綺麗でした。

つながり

さて、こちらにはご案内を出していなかったのですが、先日工房開きをしました。工房の準備も整い、作品も少しずつ出来てきたので地元の知人を中心に工房にご招待。

来てくれるかなと思ってた人は皆来てくれました。少しずつ作ってきた繋がりが確かなものなのだということを確認でき、嬉しかったです。

知らない誰かと誰か、会わせたかった誰かと誰かが出会っていて、ああ、こういう場を今後ももっと作っていければいいなあと思いました。そういうの、自分にとっての幸せのひとつです。

また新しい機械を導入する計画も持ち上がっており、工房ヤポ、どんどん成長してる気がします。

今日は工房開きに訪れてくれた方が夕方帰り際にやってきてくれて、吉野杉をたくさんくれました。秋のイベントの為に無くてはならないので願ったり叶ったり！

カンナがけが難しいことで知られる杉の木ですが、どうしてやりましょうか。見た目は真っ直ぐキレイですがややこしいやつですよ〜。

わかもの

最近雨が降るせいか、気温は低いが風の無い蒸し暑い日々が続いています。

今日も汗かきながら作業していたら、外から草刈り機の音。

大家さんが周辺の土地の草を刈ってくれてるらしく、うちの工房の前までやってくれました。

「精を出してはりますねぇ」

という大家さんからの言葉。

ニコニコしながら。

隣の車屋のおっちゃんも同じ笑顔でよく声をかけてくれる。

若いって得だなあ(もう30だけど)と感じます。

こうやってただただ頑張ってるだけで可愛がってくれる人がいっぱいいる。

今できるうちにできることはしておいた方がいい。

きっと誰かが見てくれてるはずです。

最近のヤポ

毎日暑い日が続きます。

うちの工房も、倉庫としてはかなり天井が高いのですがやはり熱がこもるこもる…

夏場のピークには40度に達していました。

流石に参って昼時には一旦家に帰り仮眠を取って、時間をみて再出撃しています。

それでも、夕立ちの後に吹く風が気持ちよすぎて、生きててよかったと感じる瞬間があります。そういう感覚、そのまま作品に落とし込んで行きたいです。

はじまりました

はじめまして。奈良で木工をやっている堀田と申します。

数年間木工の仕事に携わりながら独立の機会を伺っていました。

そして、ゆっくりでしたがようやく自分の工房を見つけることができました。

生まれ故郷の奈良県大和郡山市ミナミのはずれの農村。

奈良県の南北移動の中枢となる巨大な高速道路を背後に、ぼろぼろの空き倉庫があります。20坪の手頃な広さ。その窓の外、がらんどうの西からふく風と生駒山に落ちていく夕日がとても心地良いです。

ここから始めていくことになりました。どうぞよろしくお願いします。